ヒルズグレイスクリニック|横浜あざみ野 美容皮膚科

ウィンセル|WINDSCELL ごく小さな水の粒による導入肌に触れずに、
水で満たす。

ウィンセルとは、空気中の水分から約1.4ナノメートルの水の粒をつくり、肌をうるおいで満たし、肌がセラミドをつくる働きを高める機器です。

ウィンセルの要点

対象
乾燥・ゆらぎ、レーザーのあとの赤み
特徴
針も電気も使わず、肌に触れない
体制
肌を診た医師が、使うかどうかと時期を判断

1回 22,000円(税込)|医療機器ではなく、美容機器として販売されている機器です(メーカー発表)

ウィンセルの機器本体。丸い吹き出し口から水の粒が出る

このページの要点

  1. 水の粒は、約1.4ナノメートル。肌のいちばん外側(角層)の、細胞のすき間よりずっと小さな粒です。ウィンセルとは →
  2. 「導入」とは、うるおった角層が、成分を通しやすくなること。先に塗った美容液と一緒に、角層を満たします。しくみを図で見る →
  3. レーザーのあとの赤みに。院長が顔の左右で比べる研究を行い、2026年に論文で報告しました。研究を見る →
  4. 1回 22,000円。肌に触れず、20〜30分ほど当てます。料金を見る →

ウィンセルとは水だけで、肌に触れずに。

自動車部品メーカーのアイシンが、住まいの湿度の研究から開発した機器です。当てるのは、機器が空気中の水分からつくる、ごく小さな水の粒だけです。

1.4nm

水の粒の大きさ

約1.4ナノメートル。1ミリの、100万分の1.4ほどの大きさです。

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肌に触れるもの

針も電気もマッサージも使いません。届くのは、水の粒と温かい風です。

20–30min

当てる時間

美容液を塗った顔に、20〜30分当てます。

この水の粒を、メーカーは「Hydraid(ハイドレイド)」(旧称 AIR)と呼んでいます。

水の力で導入するとは水で角層を満たすと、成分が通りやすくなる。

ウィンセルが水の粒を届けるのは、肌のいちばん外側にある「角層」です。角層は、薄い細胞がレンガのように積み重なり、そのすき間を脂質が埋めている層です。

大きさを比べると

大きな水滴のイラスト約1,800 nmふつうのスチームの水滴メーカー資料による目安
角層の2つの細胞と、そのあいだの細胞間脂質のイラスト約50 nm角層の、細胞のすき間水や成分が通る道
ごく小さな水の粒のイラスト約1.4 nmウィンセルの水の粒すき間の、およそ35分の1

大きさの差が大きいため、図は実際の比率ではなく、目安として描いています。

乾いた角層のイラスト。美容液の成分は主に表面にとどまっている
乾いた角層すき間が乾いていると、水に溶ける成分は通りにくくなります。
水で満たされた角層のイラスト。美容液の成分が角層の内側にも分布している
水で満たされた角層すき間がうるおうと、先に塗った美容液の成分が通りやすくなります。これが「導入」です。

角層の水分状態と成分の分布を示す概念図です。淡い青は水分、金色の粒は美容液の成分を表します。細胞の形・層数・粒子の大きさや数は実際と異なります。たとえるなら、乾ききったスポンジより、少し湿らせたスポンジのほうが水をすっと吸い込む。それに近いことが、肌のいちばん外側で起こります。

  1. 01

    つくる

    空気中の水分を特殊な膜が吸いこみ、温めると、ごく小さな水の粒として放出します。水を補充する必要はありません。

  2. 02

    満たす

    美容液を塗った顔に、肌に触れずに当てます。水の粒が、角層をうるおいで満たします。

  3. 03

    通す

    うるおった角層は、水に溶ける成分を通しやすくなります。

  4. 04

    保つ

    当てたあとも、角層のうるおいが続くことが研究で報告されています。

研究で、わかっていること

人の頬で

うるおいが、6時間後まで

大人の女性17人の頬で、最も小さな水の粒を当てると、角層の水分の指標が高くなり、6時間後まで保たれました(Nishimura 2019)。

人の皮膚で

水分が逃げにくく

切除された人の皮膚では、当てた45分間、表面の水分が高い状態が続きました。培養した皮膚では、水分が逃げにくくなり、セラミドが増えました(Todo 2025)。

動物の皮膚で

成分が通りやすく

ヘアレスラットの皮膚で、水に溶ける成分(カフェイン)の透過が、ふつうの加湿器を使ったときより多くなりました(Todo 2021)。

いずれも、空気中の水分から膜で水の粒をつくる、ウィンセルと同じ技術の装置による研究です。ヘアレスラットの結果は、人の肌での結果ではありません。水の粒がそのまま肌の奥まで入っていくことは確かめられておらず、はたらく場所は角層です。

院長の研究レーザーのあとの赤みを、顔の左右で比べました。

院長 奥謙太郎は、ピコシュアプロ(フォーカス)の照射後の赤みに対して、ウィンセルを顔の片側だけに当てる研究を行い、2026年に論文で報告しました(Lasers in Medical Science)。

レーザーを照射する院長 奥謙太郎
ピコシュアプロ(フォーカス)の照射。研究では、照射のあと(または前)に、顔の片側だけにウィンセルを30分当てました。
ウィンセル 30分覆って、同じ温度に

同じ顔の左右で比べる。どちら側に当てるかは、ランダムで割り付けました。

25women

26〜57歳の女性

照射のあとに当てた12人と、照射の前に当てた13人。

11/12correct

専門医が見分けた数

写真だけを見た皮膚科専門医2名が、それぞれ12人中11人で、ウィンセル側を見分けました(照射のあとに当てた群)。

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副作用

どちらの群にも、副作用はみられませんでした。

院長 奥謙太郎

院長の視点

同じ人の顔の左右で比べると、肌質や体調、その日のレーザーの条件がそろい、小さな差も見えやすくなります。写真を見る専門医には、どちら側に当てたかを伏せました。

研究の内容を、くわしく見る(見分けられたの意味・照射前に当てた群・受けた方の感覚)

見分けられた、とは

左右の赤みの差が、目でわかるほどあった

どちら側に当てたかを知らない専門医が、赤みを強調した写真から当てた側を選べた、ということです。

照射の前に当てた群

13人中11人・12人

照射の前に当てた群でも、専門医2名がそれぞれ見分けました。ただし画像の数値解析では、比べる時間の選び方によって結果が変わりました。

受けた方の感覚

ヒリヒリ感・ほてりが少なかった

当てた側では、ヒリヒリ感やほてりが少なかったという声がありました。受ける方は、どちら側に当てたかがわかる条件でした。

25人の小規模な研究(パイロット研究)で、1種類のレーザーでの結果です。すべての方に同じ変化が起こることを示すものではありません。

当院での使い方単独でも、レーザーのあとにも。

ピコシュアプロの機器本体

機器治療と組み合わせて

レーザーのあとに

照射後の赤みやほてりが気になるときに。院長の研究も、この使い方です。

角層が乾燥してめくれ上がり、水分が失われている状態のイラスト

単独で

乾燥・ゆらぎが気になるときに

院長が設計した美容液 TERASTIE® 1 と組み合わせます。単独で受ける場合は、月に1回ほどをご案内しています。

デルマシオの機器本体

導入法の使い分け

電気で届ける方法とは、別の選択肢

電気パルスで届けるデルマシオとは、届け方が違います。肌の状態と目的で使い分けます。

組み合わせる美容液

TERASTIE® 1(テラスティ1)

院長が設計した、当院の美容液です。トラネキサム酸を中心に、グルタチオン、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、5種類のセラミドを配合しています。トラネキサム酸をはじめ、水に溶ける成分を中心にした処方です。

ウィンセルの料金(1回 22,000円)に、TERASTIE® 1 の代金も含まれています。

グレイスジャーナル:TERASTIE®に込めた思いと成分設計 ↗
美容液 TERASTIE® の製品写真
ほかの導入法との違いを、表で見る
導入の方式の違い(公開資料に基づく)
イオン導入エレクトロポレーションウィンセル
届けるときに使うもの微弱な電流短い電気パルス約1.4nmの水の粒
肌に触れるか電極を当てるプローブを当てる触れない
当院の機器—デルマシオウィンセル

表は方式の違いを一般的に示したもので、機器の優劣や治療効果を示すものではありません。

院長 奥謙太郎

院長 奥謙太郎|皮膚科医

ウィンセルを、研究で確かめた院長。

院長は、ウィンセルの研究を論文にまとめ、学会で講演してきました。組み合わせる美容液 TERASTIE® 1 も、院長の設計です。使うかどうか、いつ受けるかは、診察で肌を診た医師が決めます。

日本美容皮膚科学会でウィンセルについて講演する院長 奥謙太郎
日本美容皮膚科学会(2024年)での講演
ウィンセルの論文を発表
レーザー後の赤みに対する、ごく小さな水の粒の研究をLasers in Medical Science(2026年)に単著で発表しました。
国内外の学会で講演
日本美容皮膚科学会で2024年・2025年にウィンセルについて講演し、2026年にはASLMSで講演。その後、メディアのインタビューを受けています。
レーザー治療の専門
ピコシュアプロの開発メンバーの一人。照射後の赤みは、レーザー治療で起こりやすい反応のひとつです。

料金料金のご案内

自由診療・税込表示です。治療前にお見積もりをご案内します。

1回ずつ

ウィンセル

美容液 TERASTIE® 1 の代金を含みます。

22,000円

1回

診察・診断料

施術費用とは別に発生します。初めてのご来院 11,000円/前回のご来院から24か月以内 1,100円/25か月以上 11,000円(税込)。同日の診察は医師1名でも2名でも同額です。

麻酔代(税込)

ご希望や治療内容に応じて行う場合の料金で、施術費用とは別にかかります。全治療で共通です(料金に「麻酔代込み」とある施術を除く)。塗る麻酔の1部位は、20cm×20cmです。

  • 塗る麻酔(1部位)30分まで5,500円
  • 塗る麻酔(1部位)45分まで8,250円
  • 塗る麻酔(1部位)60分まで11,000円
  • ブロック麻酔(1部位)5,500円
  • エレクトロポレーションによる麻酔(1部位)11,000円
  • エレクトロポレーションによる麻酔(全顔)27,500円

ほかの治療と組み合わせる場合も、治療前にお見積もりをご案内します。

料金確認:2026年9月。

ご予算も、診察でお聞かせください。

費用も含めて相談を予約する

経過・リスク治療後の変化も、知ってから。

ウィンセルの吹き出し口の拡大。ここから水の粒と温かい風が出る
当たるのは、この吹き出し口からの水の粒と温かい風だけ。機器は肌に触れません。
施術中

温かい風を感じる

水の粒をつくるときに膜を温めるため、温かい風が出ます。熱いときはお伝えください。

直後

そのまま日常へ

ウィンセルだけなら、メイクをしてお帰りいただけます。レーザーと同じ日は、レーザーの注意事項に従ってください。

当日〜数日

赤み・かゆみが出たら

美容液が肌に合わないことがあります。続くときは、当院へご連絡ください。

肌の変化の感じ方には、個人差があります。

副作用・事前にお知らせいただきたいこと

主な副作用・リスク:赤み(紅斑)、腫れ、かゆみ、美容液によるアレルギー反応など。

美容液や化粧品でかぶれたことがある方、治療中の皮膚の病気がある方、妊娠中の方は、診察時にお知らせください。

FLOW|診療の流れまずは診察。治療は、納得してから。

  1. クリニックの受付で予約を案内する様子
    01

    ご予約・ご来院

    WEB・LINE・電話でご予約ください。美容液や化粧品でかぶれたことがあれば、お知らせください。

  2. 患者さんの頬に手を添え、手鏡を使って肌の状態を一緒に確かめる副院長 奥美香子
    02

    診察・治療計画

    肌の状態を診て、ウィンセルが合うか、どの治療と組み合わせるかをご説明します。

ここからは、治療を受ける場合

内容と費用にご納得いただいてから。施術は後日でもご相談いただけます。

  1. ウィンセルの機器本体
    03

    洗顔・美容液のあと、20〜30分

    洗顔して美容液 TERASTIE® 1 を塗り、機器の前で20〜30分。肌には触れません。

  2. 施術後のパウダールームでの様子
    04

    ご帰宅後・次回

    そのまま日常生活へ。次回の間隔は、肌の状態と組み合わせる治療に合わせてご案内します。

製品の区分と入手経路ウィンセルの区分と、当院での使い方

機器名・製造元
WINDSCELL(ウィンセル)/株式会社アイシン(日本)
製品の区分
メーカー(株式会社アイシン(日本))は、ウィンセルを医療機器ではない美容機器として販売しています。病気の治療や予防を目的とする機器ではありません(メーカー発表)。
当院での使い方
医師が診察で肌の状態を確認したうえで、美容液 TERASTIE® 1 と組み合わせて使用します。
入手経路
医療機関向けの販売元であるカイゲンファーマ株式会社を通じて購入しています。
診療区分
自由診療(健康保険適用外)
副作用・リスク
赤み(紅斑)、腫れ、かゆみ、美容液によるアレルギー反応など。
アイシン:ウィンセル発売のお知らせ(2022年) ↗当院公式サイト:ウィンセル ↗

ウィンセルのよくある質問

FAQ
ウィンセルは、どんな治療ですか?

空気中の水分からつくった、約1.4ナノメートルの水の粒を、美容液を塗った顔に20〜30分当てる治療です。針も電気も使わず、肌にも触れません。

「水の力で導入」とは、どういうことですか?

水の粒が、肌のいちばん外側にある角層を、うるおいで満たします。角層がうるおうと、水に溶ける成分が通りやすくなります。先に塗った美容液の成分が角層を通りやすくなること、それを「導入」と呼んでいます。

水の粒は、肌の奥まで入るのですか?

水の粒がそのまま肌の奥まで入っていくことは、確かめられていません。はたらく場所は、肌のいちばん外側の角層です。

美顔器のスチームとは、何が違いますか?

粒の大きさが違います。ふつうのスチームの水滴は約1,800ナノメートル、ウィンセルの水の粒は約1.4ナノメートルです(メーカー資料)。大人の女性の頬で粒の大きさを比べた研究では、最も小さな粒のほうが、角層の水分の指標が高くなりました。

レーザー治療のあとに受けられますか?

はい。院長は、ピコシュアプロ(フォーカス)の照射後にウィンセルを顔の片側だけに当てる研究を行い、2026年に論文で報告しました。25人の小規模な研究で、すべての方に同じ変化が起こることを示すものではありません。組み合わせるかどうかは、診察で決めます。

痛みはありますか?

針や電気を使わず、肌にも触れません。温かい風を感じます。美容液がしみる感じや、熱さが気になるときは、その場でお伝えください。

どのくらいの間隔で受けるとよいですか?

単独で受ける場合は、月に1回ほどをご案内しています。レーザーと組み合わせる場合は、レーザーの間隔に合わせます。

どんな美容液を使いますか?

院長が設計した当院の美容液 TERASTIE® 1 を使います。トラネキサム酸を中心に、グルタチオン、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸、5種類のセラミドを配合しています。代金はウィンセルの料金(1回 22,000円)に含まれます。

敏感肌でも受けられますか?

肌の状態を診て判断します。美容液や化粧品でかぶれたことがある方は、診察時にお知らせください。

デルマシオとの違いは?

届け方が違います。デルマシオは短い電気パルスとプローブで、ウィンセルは水の粒で、肌に触れずに届けます。どちらが合うかは、肌の状態と目的で決めます。

費用はいくらですか?

1回 22,000円(税込)です。診察・診断料は初めてご来院の方11,000円、前回のご来院から24か月以内の方1,100円、25か月以上の方11,000円(税込)で、施術費用とは別に発生します。

ウィンセルは医療機器ですか?

メーカー(株式会社アイシン(日本))は、ウィンセルを医療機器ではない美容機器として販売しています。病気の治療や予防を目的とする機器ではありません(メーカー発表)。医療機関向けの販売元であるカイゲンファーマ株式会社を通じて購入しています。使用にあたっては、医師が診察で肌の状態を確認します。

このページの情報源

その赤みや乾燥に、何が合うか。

ウィンセルが合うかどうかは、肌の状態と、ほかに受けている治療で変わります。診察で、選択肢と費用をご説明します。

完全予約制

横浜・あざみ野|あざみ野駅から徒歩8分

火・水・金・土 9:00〜17:00|完全予約制

アクセス・駐車場のご案内
WEB予約 LINE 電話