ヒルズグレイスクリニック|横浜あざみ野 美容皮膚科

肝斑治療|ヒルズグレイスクリニック繰り返す肝斑に、
肌の土台から。

薄くなっても、また戻る。何を続ければよいのかわからない。そんなお悩みを、まずはお聞かせください。色むらだけでなく、肌の状態とこれまでの治療から、次の一歩を考えます。

当院の肝斑治療、3つのポイント

  1. 薄くなっても戻る肝斑に

    色だけでなく、真皮の土台から考える

  2. 照射の前に

    肌の反応を確かめてから治療を選ぶ

  3. 診察から施術まで

    院長・副院長の二人の医師が担当

初診では、肌画像撮影・診察・治療計画まで行います

治療は、説明を聞いてからご検討ください。

同じ頬のイラストの比較。左は輪郭のはっきりした点状のシミ、右は頬に左右対称に広がる肝斑
左:点状のシミ、右:頬に広がる肝斑。同じ頬でも、広がり方が違います。

当院の肝斑治療で大切にしていること

肝斑は、色を薄くしても戻りやすい病気です。当院は色むらだけを見ず、肌画像と診察で、真皮の状態・これまでの治療への反応・毎日のケアを確かめてから、治療とその順番を考えます。院長 奥謙太郎が考案したThermal Thread Technique®の肝斑への応用は、2026年に国際医学誌へ発表しています。照射は院長が、注入は副院長 奥美香子が担当し、二人で一人の肌を診ます。

治療の考え方と研究を見る

今、気になっていることから

今のあなたは、どの状況に近いですか?

近い項目を選ぶと、関連する症例や診療のご案内へ進みます。

薄くなっても、戻ってしまう繰り返す理由と治療の考え方レーザーで濃くなるのが心配照射の前に、肌の状態を確認毎日のケアも見直したい続けやすいホームケアへ

肝斑を知る

色だけを追わず、肌全体を見立てる。

肝斑は、頬などに左右ほぼ対称に広がる、境界のぼんやりした色素斑です。シミやADMが重なることもあり、見た目だけで判断できません。

皮膚断面のイラスト。左は頬に広がる肝斑、右は点状のシミ。どちらも表皮にメラニンが増えている

肝斑

見た目
境界のぼんやりした、もやのような薄茶〜灰褐色。シミが重なることもあります。
場所・年代
頬骨を中心に左右対称。額・口のまわりにも。30〜50代に多い。
当院の考え方
強い刺激で濃くなることがあるため、土台を整えて反応を見てから慎重に。
皮膚断面のイラスト。表皮の浅い層に、境界のはっきりした色素の集まりが並ぶ

日光性色素斑(シミ)・そばかす

見た目
境界のはっきりした丸〜楕円の茶色い斑。そばかすは小さな点が多数。
場所・年代
頬・こめかみなど日光を浴びる部位。シミは40代以降、そばかすは小児期から。
当院の考え方
ピコ秒レーザーなどの照射が選択肢(ヒルズフェイシャル®)。
皮膚断面のイラスト。真皮の中に、色素をもつ細胞が点在している

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

見た目
灰色〜青みがかった点状の斑。
場所・年代
頬骨の上に左右対称に点在。20代から。
当院の考え方
真皮の色素のため外用は効きにくく、レーザーを複数回。

肝斑の基本

まず、肝斑とはどんな病気か。

肝斑とは
頬骨のあたりを中心に、左右ほぼ対称に広がる、境界のぼんやりした薄茶〜灰褐色の色素斑です。額や口のまわりに出ることもあります。
なりやすい人
30〜50代の女性に多く、妊娠や経口避妊薬などホルモンの変化、紫外線・可視光、こする刺激が悪化の要因になります。男性にも起こります。
経過の特徴
夏に濃くなり冬に薄くなる、薄くなっても繰り返す、強い刺激で濃くなることがある。この3つが、ほかのシミとの大きな違いです。
一般的な治療
遮光と摩擦の回避、トラネキサム酸などの内服、美白外用薬、低出力のレーザー(トーニング)などが行われます。
当院の考え方
色素だけでなく、色を生み出す真皮の環境(線維芽細胞の足場)から整え、肌の反応を確かめてから照射を決めます。

見分け方

肝斑か、シミか、ADMか。

重なって出ることが多く、見た目だけでは判断できません。目安として違いをまとめました。診察では肌画像で見分けます。

4つの違いを、表で見る
項目肝斑日光性色素斑(シミ)ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)そばかす(雀卵斑)
見た目境界のぼんやりした、もやのような薄茶〜灰褐色境界のはっきりした丸〜楕円の茶色い斑灰色〜青みがかった点状の斑小さな茶色い点が多数
場所・広がり頬骨を中心に左右対称。額・口のまわりにも頬・こめかみなど日光を浴びる部位に散在頬骨の上に左右対称に点在鼻・頬に散在
出やすい年代30〜50代。妊娠・ホルモンの変化で悪化40代以降に増える20代から小児期から。日光で濃くなる
治療の考え方(当院)強い刺激で濃くなることがあるため、土台を整えて反応を見てから慎重にピコ秒レーザーなどの照射が選択肢(ヒルズフェイシャル®)真皮の色素のため外用は効きにくく、レーザーを複数回レーザーや光治療の対象

目安です。肝斑にシミやADMが重なっている方も多く、治療の順番はその組み合わせで変わります。

シミ・ADMの治療を見る

繰り返す背景も確認する

紫外線・可視光、摩擦、ホルモンの変化などが関係します。最近の変化や使用中のお薬、スキンケアも診察の手がかりです。

色素の下にも目を向ける

肝斑では、表皮だけでなく、真皮の細胞や血管、表皮との境界の変化も研究されています。当院は、この肌環境に着目して治療を考えます。

肝斑の肌で起きていること

色の下で、真皮も変わっている。

肝斑の皮膚と、その周りの皮膚を比べた組織の研究では、表皮のメラニンが増えるだけでなく、真皮にもいくつかの変化が報告されています。図は、報告された所見をまとめた模式図です。

  • 肝斑では、表皮のメラニンだけでなく、真皮(弾性線維・血管・肥満細胞・基底膜)も変わっています。
  • その大元にあるのが、線維芽細胞の形の変化です。
  • だから当院は、色を消す前に、線維芽細胞が働く環境を整えます。
肝斑の皮膚を立体的な断面で描いたイラスト。表皮の褐色の色素、表皮と真皮の境界にある薄い膜の途切れ、真皮上部の灰褐色の縮れた線維、紫色の顆粒を含む丸い細胞、赤い細い血管、紡錘形の線維芽細胞、いちばん下に皮下脂肪
  1. 表皮のメラニン 色素の増加
  2. 基底膜 一部が薄く、途切れている
  3. 日光弾性線維症 変性した弾性線維の蓄積
  4. 肥満細胞 増加が報告
  5. 真皮の血管 数・太さの増加が報告
  6. 線維芽細胞 老化に関連する変化
報告された所見をまとめた模式図で、すべての肝斑に同じ変化がそろうという意味ではありません。細胞や線維の大きさ・色は、見分けやすいように調整しています。

すべての変化の、大元に

線維芽細胞の形が変わると、真皮の環境が変わる。

線維芽細胞は、真皮でコラーゲンや弾性線維をつくる「肌の土台をつくる細胞」です。健康な真皮では、周りの線維(足場)にしっかり張りついて働いています。

紫外線と加齢で足場が壊れると、線維芽細胞は縮んで、つぶれた形になります。つぶれた細胞はコラーゲンをつくる力が落ち、炎症を起こす物質を出して、周りの環境をさらに悪くします(Quan ら 2026)。

肝斑の真皮でも、こうした老化した線維芽細胞が周りの皮膚より多いことが報告されています。老化した真皮がメラノサイトを刺激し続けるため、肝斑は治りにくく、繰り返すと考えられています(Kim ら 2019、Kang & Picardo 2026)。

当院は、この線維芽細胞の形の変化が、下に示す4つの変化の大元にあると考えています。だから、色素だけを狙う前に、線維芽細胞が働く環境から整えます。

根拠:Quan ら 2026(J Invest Dermatol)↗Kim ら 2019 肝斑の老化線維芽細胞(Exp Dermatol)↗Kang & Picardo 2026 レビュー(Exp Dermatol)↗

線維芽細胞の比較イラスト。左は整ったコラーゲン線維に手足を伸ばして張りついた線維芽細胞、右は切れて乱れた線維の中で縮んだ線維芽細胞
張りついた線維芽細胞足場が保たれた真皮
つぶれた線維芽細胞足場が壊れた真皮

形が変わると、つくるもの・出すものが変わります(Quan ら 2026 をもとにしたイメージ)。

模式図の拡大:表皮と真皮の境目が傷む
表皮と真皮の境目

表皮と真皮の境目が傷む

表皮と真皮を分ける薄い膜(基底膜)が、ところどころ薄く、途切れています。境目が傷むと、メラニンが真皮に落ちやすくなり、色が長引きます。

根拠:Espósito ら 2020 ↗
模式図の拡大:傷んだ弾性線維がたまる(日光弾性線維症)
灰褐色の線維

傷んだ弾性線維がたまる(日光弾性線維症)

長年の紫外線で傷んだ弾性線維が、真皮にたまった状態です。肝斑のある部分に多く、肌の土台がゆるんで、線維芽細胞が働きにくくなります。

根拠:Hernández-Barrera ら 2008 ↗
模式図の拡大:肥満細胞が増える
紫の顆粒をもつ細胞

肥満細胞が増える

炎症やかゆみに関わる細胞で、紫外線で増えます。肝斑の真皮に多く、線維の傷みや血管の変化にも関わると考えられています。

根拠:Hernández-Barrera ら 2008 ↗
模式図の拡大:血管が増え、太くなる
赤い細血管

血管が増え、太くなる

肝斑の下では、細い血管が増えて太くなっています。血管から出る物質が、色をつくる細胞(メラノサイト)を刺激すると考えられています。

根拠:Kim ら 2007 ↗

表皮でメラニンが増えること(Kang ら 2002)に加えて、これらの変化が報告されています。どれも線維芽細胞がつくる真皮の環境で起きていて、程度は人によって違います。診察で一人ひとりの肌を確かめます。

だから、当院はクロストーク®から始めます

色を消す前に、色を生む土台を整える。

  1. 色素だけを狙う照射では、土台は変わらない

    レーザーで表皮のメラニンを減らしても、真皮の弾性線維症、増えた血管や肥満細胞、傷んだ基底膜はそのまま残ります。土台が変わらなければ、色は戻りやすく、刺激で濃くなることもあります。

  2. ソフウェーブで、真皮の線維芽細胞に働きかける

    超音波の熱を真皮に届け、コラーゲンをつくる線維芽細胞に働きかけます。院長 奥謙太郎が考案したThermal Thread Technique®で、熱を入れる位置・方向・密度を肌に合わせて設計します。肝斑への応用は2026年の研究で報告しました。

    SUPERB™による加熱のシミュレーション。表皮の直下は温度が上がらず、真皮の中で高くなり、皮下組織に届く前に下がる
    表皮
    熱の影響なし
    乳頭層(浅い真皮)
    45〜50℃線維芽細胞の再活性化
    網状層(深い真皮)
    60〜65℃コラーゲンの変性・引き締め
    皮下組織
    熱を届けない

    院長の講演資料のシミュレーション図(赤いほど高温)をもとに再構成。温度は目安で、実際の分布は肌や設定で異なります。

  3. スキンバイブで、細胞の足場と水分を支える

    架橋ヒアルロン酸を注入し、保水性と、線維芽細胞がつかまる足場を支えます。架橋ヒアルロン酸を入れたヒトの皮膚で、線維芽細胞が伸びた形になり新しいコラーゲンをつくる働きが高まったという報告があります。

    線維芽細胞の比較イラスト。左は切れた線維の中で縮んだ線維芽細胞、右は架橋ヒアルロン酸のゲルに支えられ、線維の間で伸びた形に戻った線維芽細胞
    つぶれた線維芽細胞足場が壊れた真皮
    活動性を取り戻した線維芽細胞スキンバイブが足場を支え、細胞が伸びる

    架橋ヒアルロン酸を入れたヒトの皮膚での報告(Wang ら 2007、Quan ら 2013)をもとにしたイメージです。

  4. 炎症を起こさない順序で進める

    肥満細胞や血管が増えている肝斑の肌に強い刺激を加えると、かえって濃くなることがあります。まず土台を整え、1〜2か月で反応を確かめてから、必要な方にだけヒルズフェイシャル®などの照射を考えます。

これは当院の治療方針と、その狙いを説明したものです。クロストーク®を先に行うことで肝斑が必ず改善すること、再発しないことを保証するものではありません。効果や経過には個人差があります。

症例

肝斑とシミが重なる肌に、段階を踏んだ治療を。

症例写真は一例です。同じ結果を保証するものではありません。効果や経過には個人差があります。

写真は一例です。撮影条件・肌の状態・経過によって見え方は異なり、同じ結果をお約束するものではありません。

患者さまの声

治療を受けた方の声は、口コミサイトでご覧いただけます。

美容医療の口コミサイト BEAUTY NAVI に、当院の口コミを掲載しています。施術や年代で絞り込んでご覧いただけます。

口コミを見る ↗

当院の治療設計

肌の土台を整え、必要な治療へつなぐ。

TTT for Melasma、CrossTalk®、毎日のケア。それぞれの役割を見極め、ご希望と肌の状態に合わせて組み立てます。

院長 奥謙太郎によるソフウェーブの照射
ソフウェーブの照射

超音波で、真皮に働きかける

TTT for Melasma

Thermal Thread Technique® の肝斑への応用

院長 奥謙太郎が考案したソフウェーブの照射法です。熱を届ける位置・範囲・方向を設計し、真皮と表皮の関わりに着目して肝斑の改善を目指します。

2026年の肝斑研究を見る
副院長 奥美香子によるスキンバイブの注入
スキンバイブの注入

注入と機器治療を組み合わせる

CrossTalk® Protocol

スキンバイブ × ソフウェーブなど

肌の保水性や質感にも目を向け、注入治療と機器治療を組み合わせる当院の治療です。必要に応じて二人の医師が連携し、照射前の肌づくりから、その後のシミ治療まで考えます。

組み合わせと施術の順序について

当院でソフウェーブとスキンバイブを同日に行う場合は、ソフウェーブ照射後にスキンバイブを注入します。肌の状態によっては日を分け、後日レーザー治療へ進みます。2025年の研究では、注入の1か月後に機器治療を行っており、診療での組み合わせと一律に同じではありません。

文献:奥ら 2025 CrossTalk®の併用研究(J Cosmet Dermatol)↗Quan ら 2013 架橋ヒアルロン酸と線維芽細胞(J Invest Dermatol)↗Quan ら 2026 細胞の足場と線維芽細胞(J Invest Dermatol)↗線維芽細胞の最新知見(クロストーク®のページ)→

確かめる

肌画像・診察・これまでの治療

整える

ホームケア・処方・必要な肌質治療

経過をみて選ぶ

肌の反応に合わせて、照射や維持療法へ

レーザーを行う場合も、肝斑と重なるシミを区別し、刺激に配慮して機器・出力・間隔を選びます。治療を追加しない判断も含めてご説明します。

治療の見通し(一例)

診察から、経過確認まで。

掲載症例01の経過(クロストーク®→8週間後にヒルズフェイシャル®→12週間で撮影)を参考にした一例です。回数と間隔は、診察と肌の反応で決めます。

  1. 初診
    肌画像・診察・治療計画

    肌画像・診察・治療計画

    肝斑とほかのシミの重なり、真皮の状態、これまでの治療への反応を確認。その日に治療を決める必要はありません。

  2. 初診〜数週
    クロストーク®とホームケア開始

    クロストーク®とホームケア開始

    ソフウェーブ照射のあとスキンバイブを注入(同日または日を分けて)。遮光・摩擦対策・処方を同時に始めます。

  3. 4〜8週
    肌の反応を確認

    肌の反応を確認

    色・赤み・乾燥・刺激の出方を肌画像で比べ、照射に進むかどうかを判断します。

  4. 8週〜
    必要な方だけ照射へ

    必要な方だけ照射へ

    重なるシミがある方には、ヒルズフェイシャル®などの照射を検討。肝斑の照射はTTT for Melasmaとして設計します。

  5. 3〜6か月
    経過確認と維持

    経過確認と維持

    肌画像で経過を確認し、ホームケアを続けます。濃くなりやすい夏は遮光を強め、必要なら維持の治療を相談します。

効果や経過には個人差があり、同じ経過をお約束するものではありません。

HOME CARE

診察室の外の時間も、治療の一部。

紫外線や摩擦、乾燥への対策を、無理なく続けられる形に。施術とご自宅でのケアを、一つの計画としてご案内します。

TERASTIE®のトーンアップエッセンス、リジェンセラム、リッチクリーム

当院ドクター開発|TERASTIE®

肌に合うものを、使い方まで。

トーンアップエッセンスで整え、リジェンセラムを肌の状態に合わせて取り入れ、リッチクリームで保湿。刺激の出やすさや治療の時期に合わせ、使う順番と頻度を調整します。

3つのアイテムの役割と使い方
  1. 1 トーンアップエッセンス:トラネキサム酸を配合した院内処方。使用前に肌の状態と適応を確認します。
  2. 2 リジェンセラム:レチノール配合の整肌セラム。夜、少量・低頻度から。赤みや乾燥が強い場合は使用を中止してご相談ください。
  3. 3 リッチクリーム:保湿でうるおいを守ります。朝は1→3→日焼け止め、夜は肌に合わせて1→2→3を基本にご案内します。

ホームケア製品だけで肝斑の治療効果を保証するものではありません。妊娠中・授乳中、治療直後の使用は事前にご相談ください。

TERASTIE®の設計と使い方を読む ↗
光の差し込む窓辺に、白い花の枝を生けた花瓶が置かれた画像

光から守る

日焼け止めに帽子や日傘を組み合わせます。肝斑では可視光への対策も考え、酸化鉄を含む色付き製品などを肌に合わせて選びます。

こすらず、うるおす

洗顔、タオル、クレンジングはやさしく。強いマッサージやスクラブを避け、乾燥しやすい時期は保湿を見直します。

内服・外用は相談して続ける

トラネキサム酸などは、体質・既往歴・服薬状況を確認して適応と期間を決めます。サプリメントも含め、使っているものをお知らせください。

担当医と研究

診察での気づきを、研究と治療設計へ。

KOREA DERMA 2025で招待講演を行う院長 奥謙太郎
KOREA DERMA 2025 招待講演

院長 奥謙太郎|皮膚科医

肌を見立て、照射まで担当します。

Thermal Thread Technique®を考案し、2024年に照射法、2026年に肝斑への応用を発表。PicoSure Proの開発にも携わり、国際学会での講演と医師教育に取り組んでいます。

注入治療が必要な場合は、副院長 奥美香子(形成外科医)と連携します。お悩みに応じて医師1名または2名が診察します。

院長のプロフィール・経歴

動画で見る(約3分・日本語字幕)

熱をどこへ、どの方向に届けるか。

院長 奥謙太郎がSofwave社のインタビューで話した、照射設計の考え方です。同じ機器でも、熱をどこへ、どの向きに通すかで結果は変わります。肝斑への応用(TTT for Melasma)も、この設計が土台になっています。

動画はグレイスジャーナル掲載のものです。効果や経過には個人差があります。

研究論文の1ページ目:TTT for Melasma

肝斑への応用|2026

TTT for Melasma

肝斑のある女性20名を対象に、全顔1回の照射前と6か月後の肌画像を比較した研究です。

Journal of Cosmetic Dermatology

方法・対象・研究の限界

比較対照群のない前向き研究です。2名の独立した評価者が重症度を評価しました。長期経過や重症例、複数回治療についてはさらに検証が必要です。個人の効果を保証するものではありません。

原著論文を読む ↗
研究論文の1ページ目:CrossTalk® Protocol

肌質改善の組み合わせ|2025

CrossTalk® Protocol

肌質の悩みを持つ32〜59歳の18名を対象に、ヒアルロン酸注入の1か月後に機器治療を行った研究です。

Journal of Cosmetic Dermatology

方法・対象・研究の限界

副院長 奥美香子・院長 奥謙太郎による、評価者盲検の前向き研究です。肌質改善を評価した研究で、肝斑だけを対象とする有効性試験ではありません。比較対照群はなく、限られた人数・期間での検討です。

原著論文を読む ↗

本ページの監修:院長 奥謙太郎(皮膚科医)。公表された研究と当院の治療方針に基づいて作成し、最終更新日は2026年9月25日です。

料金のご案内

内容と費用を確認してから、治療へ。

自由診療(健康保険適用外)です。治療の組み合わせや範囲、必要な回数と総額は、診察でご説明します。

ソフウェーブの機器写真

超音波治療

TTT for Melasma

ソフウェーブ

ソフウェーブによる肝斑への照射です。必要な範囲・組み合わせを診察で確認します。

中顔面
110,000円1回・税込
別途
麻酔代・診察・診断料
ソフウェーブ(左)とスキンバイブ(右)を並べた画像

治療プログラム

クロストーク® CT

ソフウェーブ+スキンバイブ

院長がソフウェーブを照射し、直後に副院長がスキンバイブを注入します。

全顔
500,000円モニター価格 430,000円
中顔面
270,000円モニター価格 230,000円
クロストーク®の中顔面の範囲図。目尻と耳の上端を結ぶ線から、口角と耳の下端を結ぶ線までを、鼻を含めて塗っています
クロストーク®|中顔面中顔面の範囲:目尻と耳の上端を結ぶ線から、口角と耳の下端を結ぶ線まで。鼻を含みます。
料金に含む
必要な前処置・麻酔代・内服代・針代・セベリア バームのサシェ1包。
別途
診察・診断料
モニター価格
モニター価格は、FACE-Qアンケート(計3回)と、個人が特定されないよう配慮した症例写真の両方にご協力いただく方の料金です。モニター価格でクロストーク®を受けた方は、ジャルプログローピール(22,000円)が無料になります。
特典
施術当日のデルマシオは半額です。
ヒルズフェイシャル®プレミアムで組み合わせる医療機器6台を、横一列に並べた画像

テーラーメイド複合照射

ヒルズフェイシャル®プレミアム HFP|シミ・肝斑

ピコシュアプロ・ソフウェーブ・ダーマVなどから

院長 奥謙太郎が、診察所見に基づいて必要な機器を選び、組み合わせて照射します。機器の種類・数による追加料金はありません。

中顔面
170,000円1回・税込
全顔
280,000円1回・税込
シミ・肝斑の中顔面の範囲図。目尻と耳の上端を結ぶ線から、口角と耳の下端を結ぶ線までを、鼻を含めて塗っています
シミ・肝斑|中顔面中顔面の範囲:目尻と耳の上端を結ぶ線から、口角と耳の下端を結ぶ線まで。鼻を含みます。
料金に含む
必要な前処置・施術に使用する機器の消耗品代
別途
診察料・麻酔代
特典
施術当日のデルマシオは半額です。

適応、期待できる変化とリスクを診察で説明します。

ピコシュアプロ(左)とデルマシオ(右)の機器2台を並べた画像

レーザー照射+導入

ヒルズフェイシャル® HF

ピコシュアプロ+デルマシオ

ピコシュアプロとデルマシオを組み合わせた、シミ治療に特化したメニューです。

全顔
110,000円1回・税込
別途
診察・診断料・麻酔代。追加処方を含め、総額を事前にご案内します。

デルマシオのリスクは、デルマシオのページに記載しています。

テンプシュア(左)とデルマシオ(右)の機器2台を並べた画像

治療後の維持期|6か月間

ポストトリートメント PT

テンプシュア+デルマシオ

テンプシュアで肌を温めたあと、デルマシオで導入する、治療後の肌を整える施術です。

1回
33,000円通常 132,000円
対象
クロストーク®(CT)・ヒルズシェイプ®(HS)・ヒルズシェイプ® プレミアム(HSP)を受けた方
期間・回数
治療後6か月間、月1回まで

テンプシュアとデルマシオのリスクは、各機器のページに記載しています。

費用の目安を見る(クロストーク®→ヒルズフェイシャル®の一例)

費用の目安(一例)

クロストーク®(中顔面)のあと、8週間後にヒルズフェイシャル®を1回受けた場合。

クロストーク® Protocol 中顔面・1回(麻酔代・内服代・針代・サシェ込み)
270,000円
ヒルズフェイシャル® 全顔・1回
110,000円
合計(税込)
380,000円

一例です。必要な治療は診察で決まり、診察・診断料、ホームケア製品・処方薬・麻酔(ヒルズフェイシャル®)は別途です。モニター価格をご利用の場合は金額が変わります。

レーザー・ホームケアなどを組み合わせる場合

内服・外用・ホームケア製品の費用は処方・製品によって異なります。症例の過去の総費用とは区別しています。

シミ治療の内容・料金を見る
診察・診断料

施術費用とは別に発生します。初めてのご来院 11,000円/前回のご来院から24か月以内 1,100円/25か月以上 11,000円(税込)。同日の診察は医師1名でも2名でも同額です。

麻酔代(税込)

ご希望や治療内容に応じて行う場合の料金で、施術費用とは別にかかります。全治療で共通です(料金に「麻酔代込み」とある施術を除く)。塗る麻酔の1部位は、20cm×20cmです。

  • 塗る麻酔(1部位)30分まで5,500円
  • 塗る麻酔(1部位)45分まで8,250円
  • 塗る麻酔(1部位)60分まで11,000円
  • ブロック麻酔(1部位)5,500円
  • エレクトロポレーションによる麻酔(1部位)11,000円
  • エレクトロポレーションによる麻酔(全顔)27,500円

ご予算や通院のご負担もお聞かせください。必要性と優先順位を一緒に考えます。

費用も含めて相談を予約する

FLOW|診療の流れ

これまでの経過から、これからのケアへ。

  1. ご予約・ご来院
    01

    ご予約・ご来院

    治療歴、使用中のお薬や化粧品、妊娠・授乳の有無をお知らせください。過去の写真も参考になります。

  2. 肌画像撮影・診察
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    肌画像撮影・診察

    洗顔後に肌画像を撮影。肝斑とほかのシミの重なり、赤みや乾燥、これまでの反応を確認します。

  3. 治療計画をご説明
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    治療計画をご説明

    施術だけでなく、内服・外用やホームケアも含めてご提案。費用・回数・リスクを聞いてからご検討ください。

治療を受ける場合と、その後

施術は後日でもご相談いただけます。

  1. 肌に合わせて施術
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    肌に合わせて施術

    必要性を確認し、同意いただいてから治療へ。麻酔や照射条件を調整し、必要に応じて注入治療を組み合わせます。

  2. ご自宅でのケア
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    ご自宅でのケア

    日焼け止め、洗顔、保湿、内服・外用の使い方を具体的にご案内。使い慣れた製品もご相談いただけます。

  3. 経過確認・計画の調整
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    経過確認・計画の調整

    色むらだけでなく、刺激や乾燥、日々の続けやすさも確認。肌の反応に合わせて次の診察と治療を考えます。

治療を受ける前に

経過とリスクも、選ぶための情報です。

当日〜数日

熱感・痛み・赤み・腫れが生じることがあります。注入後は内出血や針跡が出る場合があります。

数日〜数週間

ソフウェーブ後の張り感・違和感や乾燥が続くことがあります。肌の反応をみて、メイクや普段のケアの再開をご案内します。

経過を見ながら調整

肝斑は刺激で濃くなることがあります。強い痛み、水疱、悪化などがあれば、次回を待たず当院へご連絡ください。

主なリスク・治療を受けられない場合

超音波・レーザーでは、赤み、腫れ、痛み、乾燥、内出血、熱傷、しびれ・神経損傷、色素沈着・色素脱失、肝斑の悪化、瘢痕など。注入では感染・アレルギーのほか、まれに血管閉塞、皮膚壊死、視力障害などが起こり得ます。妊娠中・授乳中、治療部位の感染、製剤や麻酔へのアレルギーなどによって施術を控える場合があります。

トラネキサム酸の内服は、血栓の既往や服薬状況などを確認し、医師が適応と期間を判断します。自己判断で開始・増量・長期継続をしないでください。

機器・製剤の承認情報

未承認医療機器と、適応外使用について

肝斑の治療に用いる機器・製剤には、国内で承認されていないものと、承認された使用目的の範囲外で用いるものがあります。治療前に、必要性とリスク、ほかの選択肢をご説明し、同意をいただいたうえで行います。

ソフウェーブ(SUPERB™超音波)
国内承認済(Sofwaveシステム、承認番号 30700BZX00082000、一般的名称:皮膚引締め用超音波照射器、国内販売元:株式会社ジェイメック)。承認された使用目的は「中等度又は重度の顔面及び頚部のしわの改善」です。TTT for Melasmaやクロストーク®での肝斑・肌質を目的とする使用は、承認された使用目的の範囲外の適応外使用です。主なリスクは、赤み、熱感、痛み、浮腫、乾燥、まれに熱傷、しびれ、内出血です。
スキンバイブ(架橋型ヒアルロン酸)
国内承認済(スキンバイブ by ジュビダームビスタ、承認番号 30200BZX00389A01、高度管理医療機器・クラスⅣ、一般的名称:ヒアルロン酸使用軟組織注入材)。承認された使用目的は「成人の顔面および頸部における小じわ等の表面のへこみの修正と、皮膚状態(保水性、弾力性等)の改善」で、肝斑そのものの治療は承認された使用目的の範囲外です。主なリスクは、赤み、腫れ、内出血、感染、塞栓、アレルギー反応です。機器治療との併用について、有効性・安全性や、あけるべき期間は十分に検証されていません。
ピコシュアプロ(ピコ秒レーザー)
国内承認済(PicoSure Pro ピコセカンドレーザ、承認番号 30500BZX00079000)。承認された使用目的は「体表面の表在性及び深在性良性色素性病変の治療、又は外傷性並びに入墨による刺青の蒸散及び除去」です。掲載症例ではヒルズフェイシャル®の照射に用いています。承認された使用目的の範囲外で用いる場合は適応外使用です。主なリスクは、赤み、腫れ、かさぶた、内出血、色素沈着・色素脱失、肝斑の悪化、水疱、熱傷、瘢痕です。
デルマシオ(エレクトロポレーション)
国内未承認医療機器です。ヒルズフェイシャル®でレーザー照射のあとの導入に用います。導入する薬剤には国内未承認の医薬品を含む場合があり、治療前に内容をご説明します。
ダーマV(532nm・1064nmレーザー)
国内未承認医療機器です(DermaV Laser System/製造元:Cynosure Lutronic社)。製造元からの依頼にもとづき、当院で評価を目的として使用しています。同じ532nm・1064nmの長パルスレーザーとして国内承認を受けた機器は確認できていません。良性色素性病変の治療を目的に国内承認を受けたレーザーには、ピコシュアプロ(承認番号 30500BZX00079000)などがあります。米国FDAより、血管病変、良性の色素性病変、いぼ等を適応として510(k)クリアランスを取得しています(K203788、2021年3月)。主なリスクは、照射部の赤み、腫れ、熱感、紫斑、かさぶた、水疱、色素沈着、色素脱失、まれに瘢痕・熱傷です。
テンプシュア(高周波)
国内未承認医療機器です。ポストトリートメント(PT)で用います。承認状況・リスクは、テンプシュアのページに記載しています。
診療区分

自由診療(健康保険適用外)です。当院の肝斑の治療に公的医療保険は使えません。

肝斑治療のよくある質問

FAQ
肝斑は、なぜ薄くなっても戻るのですか?

肝斑には光や摩擦、ホルモンの変化、肌環境など複数の要因が関係します。色素が薄くなっても、影響する要因が続くと再び目立つことがあります。肌の状態と日常のケアを定期的に見直します。

肝斑があってもレーザー治療はできますか?

診察で、肝斑の状態とほかのシミとの重なりを確認して判断します。刺激で悪化することがあるため、ホームケア・内服・外用や肌質への治療を先に検討する場合があります。レーザーを必ず行うわけではありません。

TTT for MelasmaとCrossTalk®は、どう違いますか?

TTT for Melasmaは、院長 奥謙太郎が考案したソフウェーブの照射法を肝斑へ応用する治療です。CrossTalk®は、スキンバイブなどの注入と機器治療を組み合わせて肌質を考える治療です。必要性と組み合わせは肌の状態から判断します。

何回くらいの治療が必要ですか?

肝斑の程度、重なるシミ、これまでの治療と反応によって異なります。1回の研究結果を、そのまま全員に必要な回数とはできません。診察で見通しをお伝えし、経過をみながら調整します。

テラスティ®だけで肝斑は治りますか?

TERASTIE®は、ご自宅で肌を整え、保湿を支えるケアの選択肢です。製品だけで肝斑の治療効果を保証するものではありません。日焼け止め・摩擦対策、必要な処方や施術と合わせて考えます。

仕事やメイクへの影響はありますか?

施術内容により、赤み・腫れ・内出血などが生じる場合があります。大切な予定は事前にお伝えください。メイク再開の時期は、照射や注入の内容と肌の反応をみてご案内します。

男性でも肝斑になりますか?

女性に多い病気ですが、男性にも起こります。紫外線や摩擦、家族歴が関係するとされ、診察と治療の考え方は同じです。

妊娠中・授乳中でも治療できますか?

妊娠中・授乳中は、内服薬や機器・注入の治療を控える場合があります。遮光と摩擦を避けるケアを中心に、時期を見て治療を計画しますので、まずはご相談ください。

肝斑は自然に消えますか?

妊娠をきっかけに出た肝斑が出産後に薄くなることや、年齢とともに目立たなくなることはあります。一方で、紫外線や摩擦が続くと長く残り、繰り返すことも多いため、原因への対策は早めに始めるのがおすすめです。

市販の美白化粧品や内服薬だけで治りますか?

遮光や保湿の助けにはなりますが、それだけで肝斑が治ると保証できるものではありません。トラネキサム酸などの内服は、体質や既往歴の確認が必要です。使っているものをお持ちいただければ、続けてよいかを診察でお伝えします。

診察・診断料は毎回かかりますか?

診察・診断料は、初めてご来院の方11,000円、前回のご来院から24か月以内の方1,100円、25か月以上経過した方11,000円です(税込)。すべての治療で、施術費用とは別に上記の診察・診断料が発生します。同日の診察は医師1名でも2名でも同額です。

相談だけでも受診できますか?

ご相談いただけます。これまでの治療、いまのお悩み、ご希望やご予算をうかがい、選択肢をご説明します。その日に施術を決める必要はありません。初診の診察・診断料は11,000円(税込)です。

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治療の考え方と症例、毎日のスキンケアを解説しています。

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繰り返すお悩みも、まずはお聞かせください。

治療を選んでから来る必要はありません。いまの肌に必要なこと、続けられるケア、ご予算まで。診察で一つずつ整理し、納得できる次の一歩を一緒に考えます。

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