ヒルズグレイスクリニック|横浜あざみ野 美容皮膚科

ベクトラ|VECTRA H2 3D撮影システム変化は、
写真で確かめる。

当院は、治療の前後に、同じ条件で写真を撮ることを大切にしています。VECTRA(ベクトラ)H2は、顔を複数の方向から撮影して、立体(3D)の画像をつくる撮影システムです。鏡では気づきにくい輪郭や高さの変化を、立体のまま比べます。

VECTRAは撮影と解析のための機器で、治療を行う機器ではありません。

VECTRA H2の本体。上部に白いディフューザー、正面に撮影窓があり、背面に一眼レフカメラを装着している

このページの要点

  1. 顔を複数の方向から撮り、立体の画像に。正面の写真には写らない頬の高さや輪郭も比べられます。詳しく →
  2. 同じ条件で撮るから、前後を比べられる。照明や距離の違いで、見え方が変わらないようにします。詳しく →
  3. 院長・副院長の臨床研究でも、VECTRA H2で評価。国際医学誌に発表した3本の研究で使っています。詳しく →
  4. 画像は、診察で一緒に見ます。治療を決める前も、治療のあとも。詳しく →

VECTRAとは3方向から撮って、1つの立体に。

米国Canfield Scientific社の手持ち型3D撮影システムです。顔を右斜め・正面・左斜めの3方向から撮影し、専用のソフトウェアが1つの立体画像に合成します。

撮影室で、スタッフがVECTRA H2を構え、正面を向いて立つ患者さんの顔を撮影している様子
当院の撮影室。白い壁の前に立って撮影します。

3views

3方向から撮影

右斜め・正面・左斜め。3枚の写真から、立体をつくります。

3Dimage

回して見られる

正面だけでなく、横からも斜めからも。見たい角度で確かめます。

mm& volume

距離・面積・体積

画像の上で、長さやふくらみの大きさを計測できます。

なぜ撮影に力を入れるのか毎日見ている顔ほど、変化に気づきにくい。

治療の変化は、少しずつ起こります。記憶や鏡だけに頼らず、同じ条件の写真で確かめることが、次の治療を決める材料になります。

鏡の限界

見慣れると、わからなくなる

毎日少しずつ変わる顔は、自分では比べにくいものです。治療前の顔を、写真で残しておきます。

撮影の条件

光と角度で、印象は変わる

照明の向きや距離、顔の角度が違うと、同じ顔でも別人のように写ります。条件をそろえて撮ります。

立体で比べる

正面の写真に、写らないもの

頬の高さ、フェイスラインの輪郭、あご下。立体の画像なら、横からも斜めからも回して見られます。

肌画像を撮影している様子

もうひとつの撮影

肌の表面は、肌画像診断で。

シミ・赤み・毛穴など肌の表面の状態は、肌画像診断システム re-Beau(レビュー)で撮影します。顔の形はVECTRA、肌の表面はre-Beau。目的に合わせて使い分けています。

わかること立体の画像で、確かめられること。

写真を並べるだけでは見えにくい違いを、立体の画像で確かめます。

立体画像の例

斜めから見ても、そのままの輪郭で。

VECTRA H2で撮影した立体画像の例です(ソフウェーブのページで紹介している3D画像解析の動画)。写真のように見えますが、画面の上で回して、横からも斜めからも確かめられます。

左右差

左右の違いを、立体で

頬の高さやフェイスラインの輪郭。左右の違いを、角度を変えながら見比べます。

計測

距離・面積・体積を測る

顔の上の2点の距離や、ふくらみの体積を画像の上で計測できます。

比較

前後を重ねて、色で示す

撮影時期の違う画像を重ね合わせ、変化した部分を色の濃淡で示します。

計画

治療の方向を考える

どの方向へ引き締めたいか、どこに支えが必要か。画像を回しながら、診察で一緒に確かめます。

画像は診察の材料のひとつです。計測の値は、撮影のときの表情やむくみ、姿勢によっても変わります。

研究での使用院長・副院長の臨床研究も、VECTRA H2で。

院長 奥謙太郎と副院長 奥美香子が国際医学誌に発表した3本の臨床研究は、いずれも治療前後の変化をVECTRA H2の立体画像で評価しています。

論文1ページ目:Lasers in Surgery and Medicine|2024

Lasers in Surgery and Medicine|2024

ソフウェーブ:方向をもった引き締め

院長の研究。皮膚が引き締まる距離と方向を、VECTRA H2の立体画像で照射前・8週後・24週後に評価しました。

論文1ページ目:Journal of Cosmetic Dermatology|2025

Journal of Cosmetic Dermatology|2025

デンシティ:引き締まりと組織の厚み

院長の研究。口角と耳の穴を結ぶ線を基準に、皮膚の引き締まりと組織の厚みの変化を、VECTRA H2の立体画像で照射前と24週後に計測しました。

論文1ページ目:Journal of Cosmetic Dermatology|2025

Journal of Cosmetic Dermatology|2025

スキンバイブと機器治療の併用(CrossTALK®)

副院長が筆頭著者の研究。肌質の変化の客観的な評価に、VECTRA H2の立体画像を治療前と8週後に用いました。

研究は、それぞれの治療方法を検証したもので、VECTRAの性能を調べたものではありません。治療の結果は人によって異なります。

3本の論文の書誌情報

Oku K. Vectorized facial skin tightening: A study on the Thermal Thread Technique™ utilizing high-intensity, high-frequency, parallel ultrasound beam. Lasers Surg Med. 2024;56(4):355-360.

Oku K. The Safety and Efficacy of the Mono-Bi CrossLIFT Technique Utilizing Capacitive-Coupled Sequential Monopolar and Bipolar Pulsed Radiofrequency for Simultaneous Facial Skin Tightening and Contouring: A Clinical Case Series. J Cosmet Dermatol. 2025;24:e70504.

Oku M, Oku K. The Efficacy and Safety of Combining Cross-Linked Hyaluronic Acid Filler VYC-12L and Energy-Based Devices for Facial Skin Quality Improvement in Asians. J Cosmet Dermatol. 2025;24:e70485.

VECTRAの計測の正確さを調べた研究
  • De Stefani A, et al. Int J Environ Res Public Health 2022(VECTRAの各機種の検証研究をまとめたレビュー)論文 ↗
  • Fan W, et al. Front Med 2022(VECTRA H2による目の周りの計測、60名)論文 ↗
  • Fan W, et al. Aesthet Surg J 2023(VECTRA H2による上まぶたの面積・体積の計測、81名)論文 ↗

いずれも、VECTRAの立体画像は再現性のある計測に使えると報告しています。一方で、口の周りでは小さな誤差があること、上まぶたでは体積が面積より信頼性が低いことも報告されています。

撮影の流れ洗顔のあと、何もつけない肌で。

治療の日は、診察や麻酔の前に撮影します。

  1. クリニックのパウダールーム01

    洗顔

    メイクや日焼け止めを落とし、何もつけない状態にします。

  2. 撮影室で、スタッフがVECTRA H2を構えて撮影している様子02

    VECTRAで撮影

    白い壁の前に立ち、力を抜いた表情で。右斜め・正面・左斜めの3方向から撮影します。

  3. 診察室で、撮影した画像をタブレットで見せながら説明する院長 奥謙太郎03

    画像を一緒に見る

    診察で、立体の画像を回しながら、気になるところと治療の計画を話し合います。

  4. VECTRA H2で撮影した立体画像04

    治療後も、同じ条件で

    経過を見る日にも同じ条件で撮影し、治療前の画像と重ねて比べます。

患者さんの頬に手を添え、手鏡を使って肌の状態を一緒に確かめる副院長 奥美香子

画像と、実際の顔の両方を見ます。

画像はあくまで材料のひとつです。触れたときの硬さや、表情が動いたときの変化は、診察で直接確かめます。

撮影する治療とくに、形の変化を見る治療で。

引き締まりや輪郭の変化を見る治療では、治療の日にVECTRAで撮影しています。研究で使った治療も、あわせてご覧ください。

そのほかの治療でも、目的に合わせて撮影します。どの撮影を行うかは、治療の内容によって異なります。

VECTRAのよくある質問

FAQ
VECTRAとは何ですか?

米国Canfield Scientific社の手持ち型3D撮影システム VECTRA H2です。顔を右斜め・正面・左斜めの3方向から撮影し、専用のソフトウェアで1つの立体画像にします。撮影と解析のための機器で、治療を行う機器ではありません。

なぜ撮影するのですか?

治療による変化は少しずつ起こるため、鏡や記憶では比べにくいからです。同じ条件で撮影しておくと、治療の前後を比べ、次の治療を決める材料になります。

メイクをしたままで撮影できますか?

いいえ。洗顔でメイクや日焼け止めを落とし、何もつけない状態で撮影します。治療のあとはポイントメイクをしてお帰りいただけます。

撮影で体に負担はありますか?

立ったまま、3方向から撮影するだけです。機器が顔に触れることはなく、X線も使いません。撮影のときにライトが光ります。

撮影した写真は、どう扱われますか?

診療記録として院内で管理します。症例写真としてホームページなどに掲載するのは、ご本人の同意をいただいた場合だけです。

どの治療で撮影しますか?

ソフウェーブ、デンシティ、ザーフなど、引き締まりや輪郭の変化を見る治療では、治療の日に撮影しています。肌の表面の状態は、肌画像診断システム re-Beau(レビュー)で撮影します。

画像を見せてもらえますか?

はい。診察で、立体の画像を一緒に見ながらご説明します。

このページの情報源

まず、今の顔を記録するところから。

診察では、画像と実際の顔の両方を見ながら、治療の選択肢・費用・通院の見通しをご説明します。

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